くまの心意気を大切にして生きていたい、はるです。
やや遅れてしまった感はありますが、夏川椎菜さんの2ndアルバム『コンポジット』の感想““など””を書きます。
正直、音楽のことは全然ダメダメで、難しいことは話せなくて感想を書くかどうか迷っていましたが、僕なりの感想を書いてみることにしました。(理由は後ほど)
そもそも曲の感想を書くこと自体初めてなので、これで合ってるのか...
所々で横道にそれてる気もしますが、「こんな考えもあるんだな~」くらいで最後まで読んでいただければ幸いです。
誤字、意味不明な文章あったらすみません。
「長い!」と感じた方のために途中でワープ地点を設けています。【冒頭~わーぷぼたん】、【わーぷちてん~終わりまで】だけでも読んでいただけると嬉しいです。
まずは時を遡って
LAWSON presents TrySail Live Tour 2021 "Re Bon Voyage" 11/28(日)福岡 北九州ソレイユホール公演
10公演あったライブツアーも千秋楽。そして恒例のお知らせコーナー。
それまでの公演でちょっとソワソワしてたナンちゃんが…!
「『ヒヨコ群集合!あわてんぼうのナンタクロースがやってくる!』配信やるよ〜!ヒヨコ群しゅうごー!」
その掛け声とともに会場ではヒヨコブレードや黄色のペンライトがいっぱい掲げられて、ぼくも目一杯ヒヨコブレードを、羽を挙げました。自分もヒヨコ群になれたんだなと、実感できて幸せでした。
CultureZの時に「ヒヨコ群とクリスマスぱーりーやりたいね」的なことを話されてました。あわてんぼうとはいえ、ちゃっかりクリスマスぱーりーを企画してくれて嬉しかったですね。
そして「このご時世で何か発表するならそうだよね。」と色々再認識できました。
12/6 『ヒヨコ群集合!あわてんぼうのナンタクロースがやってくる!』
サンタさんの衣装を着たナンちゃんが登場!
クリスマスパーティー恒例のプレゼント交換が始まり、ナンちゃんの元には大きめの箱が来ました。
中を開けると、なにやら赤いセーターが入っていました。どんな柄なんでしょう?
「ああぁ!トナカイだぁ!」と驚くナンちゃん。
おー、トナカイ。実にクリスマスらし...??
...ん???ちょっと待ってよ....
何か書いてあるんですよ...背中側に.....
習字で大きく
「2ndアルバム発売!!」 の文字が見えるんですよ....
何か発表はあるだろうなとは思っていても、いざ目の当たりにすると言葉が出てこないものですね...。
このときのウキウキして、ちょっと上ずるナンちゃんの声ほんと大好き。
(417Pの痔も完治してよかったよかった)
僕が(しっかり?)ヒヨコ群になってから初めて夏川さんが新曲を!しかもアルバム!
発売日までわくわくで「もういくつ寝ると~コンポジット~」と、カウントダウンの代わりに417Pちゃんねるの動画を1日1本見たりもして、指折り数えて待ってました。
曲名や制作陣が発表されて、曲名を見てどんな曲だろうな〜とか考えたり、
今まで気にしたことがなかった作曲家さん、作詞家さん、編曲さんに注目してみて、「『ロジックルーパー』の人いる!!!!『イエローフラッグ』も『ステテクレバー』も『ワルモノウィル』も作ったの!HAMA-kgnさん作曲の『烏合讃歌』楽しみ!!!!!!!」と音楽の新しい楽しみ方を知れました。
ちなみに当たってました//
しれっと夏川さん4曲も作詞されててビックリしましたね…
発売まで新曲が順に解放され、その度に歌詞起こしというものを初めてやってみてみましたが…。これが難しくて難しくて。
何回も繰り返し聴いて歌詞全体の雰囲気から色々想像してみたり、
ヒヨコ群と「あれかな〜これかな〜」予想し合うのも楽しかったです。(たまに欲がでたり//)
2/7(月) ヒヨコ群集合!コンポジット発売直前すぺしゃる&夏川椎菜のCultureZ
『コンポジット(チョコ?)』の開封式や『コンポジット』についての質問など盛り沢山で、「明日ついに手に入るの!?」とワクワクでした。(あの発表もありましたが、今はカットで)
さらに生配信後はCultureZに田淵智也さんがゲストとして来てくれて、制作のお話、チーム夏川の凄さをお話してくれたりと、とてもおもしろく、貴重な時間でした。
計3時間に及ぶ生放送のおかげで『コンポジット』が何倍にも楽しみになりました!「もう明日手に入るの!?」と心躍らせて、なかなか寝つけませんでした。
2/8(火) コンポジットフラゲ日!!
ついに『コンポジット』フラゲ日!もうお祭り状態です!
早速CD売り場がある階に着くと、聞き覚えのある歌声がしました。
発売まで今か今かと心待ちにして、何度も聴いたあの曲が。
『どこにある?どこにある?』
その歌声のする方へ一直線で、気づけば段々足早になって。
辿り着いた先には、ナンタクロースからのクリスマスプレゼントとして発表され、日に日に詳細が明らかになり、 夏川椎菜さんの2ndアルバム『コンポジット』が目の前にありました。
MVで使われた衣装やオフショットのパネルがあったり、ヒヨコ群の応援メッセージやお店からのメッセージがあったりと本当に素敵な空間でした。
ヒヨコ群の方と一緒にお店回ったり、お話しもできて楽しかったです!
Twitterでも「『コンポジット』手に入れた!」「衣装かわいい!」「配達員さんご苦労様!」「早く明日になってぇ~!」などなど、すごい賑わってました。
こうして自分の手元に来たときの感覚は、とても不思議なものです。
読みきれるか怪しい方は↓のボタンを
[わーぷぼたん]
『コンポジット』感想
『コンポジット』の曲たちについて感想を書いていきます。既存の4曲についてはあまり触れてないです。
伝わりやすいように言いたい箇所を指してるつもりですが、使ってる用語が合ってるか怪しいところもあります。(本当は「Aメロが~」とか「この楽器が~」とかかっこよく言いたかった...)
リリイベで解決した点もありますが、リリイベ前での感想ということでお願いします。
全体的にどんどん耳に入ってくる曲調が気持ち良かったです。そのテンポの速さもあるのに、歌詞も詰まっていて、それをしっかり夏川さんが歌い上げるからこんなに気持ちよく聴こえるのかなと思います。
各楽器のソロパートかっこいいですね。ヒヨコ労働組合がライブでどうなるのか楽しみです。
『掲げた拳』というフレーズがPre-2ndの1曲目だったイエローフラッグにある『掲げろ 掲げろ 君のフラッグ』と通ずるものを感じました。晴れていくような曲で開幕感もあり、ライブの1曲目としても良さそうですね。
まあ怒っても無駄 哀しみも最小がいい
楽しいはずっと探してる
喜びの声を張れ!
『コンポジット』のテーマである喜怒哀楽の言葉が歌詞に散りばめられて、表題曲にふさわしいなと思いました。
新曲のなかで1,2を争うくらい好きですね。
ハレノバテイクオーバー MV
夏川さんが踊ったり、ダンサーさんがいたり、晴れていたりと新鮮に感じました。
画面から画面に、画面の中の画面みたいな流れがすごいおもしろいです。STOP!のところ、『どっち見てんだよ こっち向いてよ 』で鏡に向かって指を指す場面がお気に入りです。
(ちなみに今回の3つの衣装のなかで、赤夏川さんが好きです。)
そして”くま”です(?)ファーストプロットMVにもいましたね。
2.烏合讃歌 作詞 夏川椎菜
イントロのサイレン?のような音がだんだん大きくなって始まるのが好きです。またしてもHAMA-kgnさんに耳たぶ?違うな。三半規管?音楽だから...鼓膜を掴まれてしまいました。(伝わる人には伝わるMCネタ)
要らん礼儀、どこで覚えたん?
『どこで覚えた?』ではなく、『ん』を付けることで表現が良い具合に柔らかくなって、より語りかけている感じがでて、おもしろいなぁ~と思いました。以前、夏川さんが「歌詞の1文字1文字、言い回しに気をつけている」とお話されていて(記憶違いだったらすみません。)、「こういうことかぁ~!?」と一人勝手に唸ってました。
『勇者サマ』『賢者サマ』
『様』ではなく、『サマ』になっていて少し皮肉ってる感じが好きです。
「グれた?」の「擦れた?」のなんて
この歌詞以外でもチラホラ『「」』が使われていて、この歌の世界の中で「グれた?擦れた?」や「どうせ...」と喋ってる様子が想像できて好きです。
他の曲でも、自分で歌詞起こししたものと歌詞カードを比べてみて「それだったのか!」「なるほど!?」とビックリさせられることが多かったです。歌詞起こし楽しい。
そんな論調で偉ぶってたって
セオリーだけじゃ響かないわ
「前はこれでうまくいってた」って
それじゃ まるで信者のよう
ここ特に好き好きポイントです。
あくまで想像の世界なのですが、ナンちゃん先生が学年集会で何か訴えかけています。それを聞いたあるヒヨコHは「前はこれでうまくいってたもん」と心の中で呟きます。すると突然、目の前にナンちゃん先生が現れ、「君に言ってるんだよ!」と不意打ちを食らう。
そんなイメージで聞くことがあります。かなり癖になってます。
声にエフェクト?がかかった部分は聴衆全体に向けて、そこから急にエフェクトが抜けて特定の人にメッセージをぶつける感じが好きです。
烏合になったのだ!!
『の』を入れることで、力入れて歌っても、かわいく聞こえてくるの好きです!
「どうせ」なんて溜め込んでいた (ラスサビ)
ため息、不満を吐き出すかのように、歌い方が落ちるのすごい好きです。同じ歌詞でも「歌い方でこんな印象が変わるの!?」と思いました。
我ら 天下一ヤワな羽毛の群
『僕ら』ではなく『我ら』いい具合にかっちょ悪くて好きですね。
カッコつけようとしてるけど、なーんか上手くいってない感じが好きですね。ライブパフォーマンスはかっこいいのに、MCでボロが出ちゃうある人に似てますね(笑)
すごいもふもふした群れ想像して...かわいい。
『難点は~』からのヒヨコ群を指してる表現がとにかく好きです。
一羽で戦っても、「もふっ」って全然ダメージ与えられなくて、弱いからとりあえず群れて戦おう~というのがかわいくてかわいくて。
1羽では社会に立ち向かっていけないなら、「もふもふ支えあって戦おうよ!」そんなヒヨコ群の群歌。
3.アンチテーゼ
ぼくの中で「初めて聞いた夏川さんの曲であり、417Pちゃんねるのナンちゃんとの違いに衝撃を受けた」など、とても思い入れ深い曲です。今までは「アンチテーゼさん…!!」と心して聴くことが多かったのです。
しかし『コンポジット』の1曲として通して聞いてみると、「あっ、アンチテーゼさんじゃん!」と、気づいたらアンチテーゼだった、というくらい烏合讃歌からの流れが良かったです。
音楽がダメダメなぼくは「アルバムって曲いっぱい入っててお得だぁ!」くらいにしか思っていなかったのですが、他の既存3曲含めシングル、アルバムそれぞれの1曲として聞いたときと印象が違ったのが面白かったです。
あとPre-2ndでいうポリゴンショックあたりで、「うぉーむうぉーむ♪」の音が左右交互で鳴ってるのを初めて知りました。
4.トオボエ 作詞 夏川椎菜
アンチテーゼで吠えてからのトオボエいいですね~
大胆に転んで つくアザは
サビが高音で始まるのが傷ついた叫び声っぽいなと思いました。
構わないから
転んで傷ついて、振り絞ってなんとか出た声は弱弱しい遠吠え、そんなイメージを感じられて好きです。
夕方に森を走り抜け、走りに走って、気づけば夜になり行き着いたところで遠吠えしてる感じがしました。
アニメーションをイメージして、それを作詞するとお話しされていて、
【最後まで必聴】RadioP#3 https://youtu.be/JRj82zkbXsw
この動画からそういう考え方を取り入れてるのかな〜なんて思っていました。(ライブの感想など書くとき、景色を言葉にするのが好きなので、参考にさせていただきます。)
サビ前のドラムが流れていくのが気持ちよくて、「走ってる~」感が好きです。
新曲の中で1番つよつよな曲なので、ライブで披露されたらどうなってしまうか、楽しみです...
6.サメルマデ
何かを巻き戻し再生したかのような「しゅぱぱぱ♪」いうイントロに引きつけられました。クラクトリトルプライドのアウトロ逆バージョンみたいな。
これまでの5曲とはガラリと歌声が変わり、細くてほわっとした感じに。僕が夏川さんの曲を聞くまで(417Pちゃんねるしか知らない時期)、「ほわっとかわいい感じの歌声で歌われてるかな?」と思い込んでいました。ところがどっこい、初めて聞いたのはがなりがスゴくて、力強い歌声の「アンチテーゼ」、そのギャップにやられました。
昔の話はこれくらいにして。まだ卵の殻の中から夏川さんを見ていた時代(初期)のぼく待望(?)の1曲になりました。
サビ終わりの『醒めるまで』のウィスパー声とかも超かわいいじゃないですか!ドキドキしちゃいます//
初めて聞いたときリズムが読めなくて、歌うの難しそう...と思いました。でもちゃんとあるみたいですね。
夏川椎菜、待望の2ndアルバム『コンポジット』ロングインタビュー。「こだわりと“想い”の詰まったアルバム」の新曲を全解説 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
ラスサビが始まる直前の「ピン♪」からのサビがめっちゃ気持ち良いです!
2番直前に10回、アウトロでは12回連続で鳴る「だ♪だ♪だ♪」の音が癖になってます。他の部分ではあまり楽器の主張が激しくなく、そこのギャップ魅かれてるんですかね?「だ♪だ♪だ♪」と鳴ってから、急に小さくなるアウトロの流れも好きです。
作詞・作曲を『カラスは真っ白』のやぎぬまかなさんがされています。ぼくは今回初めて知り、夏川さんがオススメされていたので『カラスは真っ白』の曲を聞いてみました。『みずいろ』『ニュークリアライザー』『うた』が好みです。「えっ!こんな音、歌詞あるの!?」と驚きが多いです。まだ少ししか聞けていないので、もう少し聴いてみます。
7.奔放ストラテジー 作詞・作曲・編曲 ノイ
初めて聞いた感じは「夜」なイメージが強かったです。そしてこの中毒性あるリズム感。サメルマデでリズムをうまく取れなったせいか、より一層リズムに乗ってしまいます。(制作サイドの企みにまんまと乗せられてる...??)
痛い 痛い 痛い
同じ単語を3回繰り返す部分を真ん中、左、右と主張する場所を変えて流すことで、単調に聞こえず、より気持ちよく聞こえました。1番で同じく『したい したい したい』と繰り返す部分では、真ん中、右、左と逆になっていたり、(2番では右、左の順が1番とは逆に)
『痛い(いたい)』『したい』『甘い(あまい)』『深い(ふかい)』繰り返し歌われる歌詞は全部『〇ai』の母音で統一されていたり、
このリズム感に乗るうえで飽きさせない、中毒性を生む要因になってるのかな?と思いました。
1番サビちょい前の『回収です』の直後に「じゅううん♪」と鳴ってからサビに入るのが気持ちよくて、「サビ入ってさらに盛り上がりますよ!」のスイッチのような感じがいいですね。夏川さんの歌声が中低音から高音に切り替わるスイッチにもなってたり。そして夏川さんの高音が気持ちいい...サビ入りのきゅーんと上がる歌声が良すぎます。
落ちサビ?では”ほぼ”1番の歌詞にエフェクトをかける形になっています。しかし『いっそこのままいさせてよね』が『いっそこのままいさせて ねぇ?』になってて震えました。あと、ここで「だむだむ♪」鳴るの好きです。
狂いたいときに聴いてみたら、さらにおもしろそうです。
8.ミザントロープ 作詞 田中秀典
今回のアルバム曲でテンポが1番遅い曲ですね。Pre-2ndのキミトグライドでの歌い声、その姿がとても良かったので、やや遅めのバラードっぽい曲があって嬉しいです。夏川さんさえよければ、もっとこういう曲聴いてみたいです。
ドラマ性を強く感じ、リリックビデオとか出る予定ないですよね...?
以前まではリリックビデオの意味を知らなかったんですけど、417Pちゃんねるが知るきっかけをくれました。(意味のある余談)
夏川椎菜 アンチテーゼ リリックビデオ [produced by すりぃ] - YouTube
誰かの希望になれなくて ごめんなさい
CultureZで初めて解禁されたとき、ここのフレーズが特に印象深かったですね...
アニソン派で「自分(夏川さん)が書くと重く受け止められる可能性がある」とお話されていて、まさしくそうですね...
信じていたものが壊され絶望したり、誰かの期待に答えられず失望させてしまったり。不安になる真夜中に聞きたい1曲という感じがしました。具体的な内容は避けますが、沁みてます...
大学生になったり、バイト始めたりと社会(外の世界)に触れる機会が増えてから、なんとなく感じることが多いです。。そういう意味では、『グルグルオブラート』に似てるものを感じてます。
あと頭の中を空っぽにして、天井をぼんやり眺めながら聴くのが最近ブームです。
9.ボクはゾンビ 作詞 夏川椎菜
イントロビックリランキング第1位ですね間違いなく。何事かと思いました(笑)ここだけに限らず、ゾンビ感を出す工夫がたくさんあって面白いです。
全体的に歌詞とリズムのハマり具合がピッタリで聞き心地が良いです!歌いだしの『過ぎたことばかり』の時点で心掴まれました。
なんも得になんないね
多分、トークも弾まないよね
ここで『得』と『トーク』で韻踏んでて気持ちよさ増してます。
本能のようだ
『ようだ』の歌声がめちゃ好きです。
急に音楽がピタッと止まり、歌声オンリーで『掴めないけど』が来るのいいですよね...さらにそこからサビに入るので、サビのインパクトがより強く感じれて好きです。「ずぞぉー♪」の音が、目の前がだんだん見えなくなるみたいな感じが好きです。
初めて聞いたんですけど『おべべ』って単語、夏川さんどんな引き出しから来たんですか...?(それともぼくが知らないだけで一般用語として使われてる...?)
ボクは甦(もど)ってこれる
この曲の歌詞カードを見たとき、他の曲と比べふりがなが振られているのがパッと目に入りました。『もどる』を甦る(辞書的な読みは”よみがえる”)と表記されて、僕の中で”もどる=戻る”という考えしかなかったので驚きました...。歌詞の読みとは別の漢字をあてる表現方法もあるんですね。”戻る”ではなく”甦る”にすることで、よりゾンビの死んだ者が甦るという特徴がでていいなと思いました!
歌詞の読みとは別の漢字をあてるという点では、『なかま』もですね。理解者→被害者→(被害者→)共犯者と曲が進むにつれ、歌われてる者の考えの変化を感じました。
『霞んで~』のあとに、ソロで「ビ♪ビ♪」鳴るのいいですね。
溜まるもんが 揺らして
見えていた 景色がブレていく
ピント 合わないけど
キレイだなぁ・・・・・・
ここの歌詞が1番好きですね....。初めは何だろう..?と思ってたんですけど、「涙か?!?」と気づいて以降、聴き方がかなり変わりました。”あること”を複数の言葉で表現して歌詞にする方法もあるんだ!とビックリしました。
共犯者 増やすか
ここでゾンビのようにエフェクトかけ、そのまま怖そうなアウトロがくるー!と思いきや、最後「ピロリン♪」と鳴る。謎の安心感が生まれました。
立ち上がって、転んで、顔上げて
たまに一歩進むよ
この動きのある流れ好きです。毎回脳内でゾンビくんが立ち上がり、転んで、顔上げ、たまに一歩進む場面想像しながら応援してます。
グダり始めてるこのブログも次の曲(一歩)に進みます(言いたいだけ)
10.すーぱーだーりー 作詞 夏川椎菜
かわいい”感じ”の曲がきましたね...
ボクはゾンビが最後「ピロリン♪」で終わったせいか、違和感ない繋ぎに感じました。
言葉だけで わかろうとしてないよね?
...
反、省。
この直後(サビ直前)の「てろれろりん♪」という音が良いです。掴めない感じ、「?」が沸くイメージがあって好きですね。
それじゃあきいて、ねぇ・・・・・・
・・・・・・?
だからね? 全部 説明してちゃキリないでしょ?
『・』の使い方や場面の流れがおもしろいです。
季節よりも うつろうけど
天気よりも あたらんけど
「どの口が話してるの。」と怒られる気もしますが、ここの表現おもしろいな~と思いましたね。
はっ 笑(΄◉◞౪◟◉`)
い、いたああぁぁぁぁぁぁ!!!
ナンちゃんのLINEに度々現れ、何の顔文字か気になり続けて早一か月。まさか歌詞で現れるとは..唐突な伏線回収!?
「わらわすなって。」「そんなこともわからんのか。」と、おちょくってるような。こちらが質問しても「しりませ~ん」と白を切るような顔。(何度も見れるうちに謎の愛着が生まれつつあります。)
ちなみに、事前情報なしの状態の友達に「どんな顔文字に見える?」と聞いたところ、「花粉症なう」だそうです。たしかに。
この曲の歌詞の伝えたいことをなんとなく理解したつもりで思ったことは
「わーお。」
少し戸惑いましたが、今後の人生で活きてくることが書かれている気がしたので、参考にさせていただきます...(ここで語るのが小恥ずかしいのでこの辺で//)
12.ナイトフライトライト 作詞 ワタナベハジメ
ナタリーさんのインタビュー記事より
「ナイトフライトライト」は、「Pre-2nd」の流れをめちゃめちゃ汲んでいる楽曲で。コンペも何もないときに、圭太兄さんが突如「夏川さんにこれどうっすか?」みたいな感じで送ってくださった楽曲なんですけど、楽器のレコーディングはほぼシンクがない、バンドの生音だけで録っていて。しかもその全員がヒヨコ労働組合のメンバーなので、もう「Pre-2nd」のノリのまま作っちゃったような曲ですね。
──作詞のワタナベハジメさんも「ナイモノバカリ」(シングル「フワリ、コロリ、カラン、コロン」カップリング曲)「HIRAETH」(EP「Ep01」収録曲)「パレイド」「イエローフラッグ」「キミトグライド」の歌詞を書いてきた、夏川チームに欠かせない作家だと思います。「ナイトフライトライト」の歌詞は、このアルバムで唯一と言っていいぐらいストレートに希望的ですね。
ワタナベさんも「Pre-2nd」を観てくださっていて、そのときに感じたことだったり「今後、こうなっていくんだろうな」と思ったことを書いてくださったんです。なので「Pre-2nd」の感想曲みたいなところもありますね。
2万字のアルバム全曲解説インタビューで暴く、アーティスト・夏川椎菜の思考と感性 (4/4) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
Pre-2ndのお話が出てきたのには驚きましたね...。(長くなりそうなので、Pre-2ndの話は今回カットで。)
歌詞カードにヒヨコ労働組合の名前が並んでるのを見て、なんだか嬉しくなりましたね。そして歌詞がとても素敵ですよね...。(最近気づいたんですけど、ハレノバテイクオーバー含め僕はこういう歌詞が大好物な気もします。)
夜から夜明けにかけて飛んでいくような印象を受けました。
イントロとアウトロにある「じぃー♪」って音が気になる...何の楽器?なんの音なんでしょうか...?
集え物語
こんな風に表現できるんだと、この曲で1番たまげたところです。
水たまりに映る星も そう言って笑った
想像力を掻き立てられ、好きですね...
アウトロでは飛行機が飛んでるような音で、フライトしてる感じがいいですね。(手持ち花火の音にも聞こえました。)
わーぷちてん
コンポジット全体を通して
右左で切り替えて音を出したり、音を一瞬止めたりなど、『アンチテーゼ』や『RUNNY NOSE』で「これすき!!!」となった音楽の要素が多くて嬉しかったですね。
喜怒哀楽をテーマにされてるアルバムの裏では、ハレノバテイクオーバー(昼)→トオボエ(夕方~夜)→奔放ストラテジー(夜)→ミザントロープ(深夜)→ナイトフライトライト(夜明け)のような日の流れを感じました。
人間の感情は空模様みたいで。太陽に照らされ心が晴れやかになったり、急に雲や雨などの外的要因によって暗くなったりします。夜になると空はさらに暗く、1人孤独になりたいときもあります。いつの間にか雨が止み、それに気づかず俯く夜でも、「もう一人じゃないよ」と水たまりに映る星が教えてくれたりする日もあります。
挙げたのは一例ですが、たしかに人間の感情はそんな感じな気がします。
そんな今の夏川椎菜さんの感情を合成したような2ndアルバム『コンポジット』、共感できておもしろいです!
ぼくがこの感想ブログを書くのを迷っていた理由、”時間をかけて”それに向き合って導き出した答え、”僕が思い描く筋書きの出口”のお話をさせていただきます。
11.That's All Right!
コンプレックスも勢いで武器に変えちゃうわ
ぼくって無知で世間知らずなんです。
自分でも思いますし、友達にもよく言われました。
話題のドラマや漫画も、有名な俳優さんや女優さんも、音楽やアーティストも知らなくて。
「あーあ。みんな知ってるのに自分だけ知らない。」と、話の輪に入れず眺めてるだけなんてこともよくありました。
何かするにしても、無知を晒してしまうんじゃないかと引き気味になったり。
そんな今回も「音楽をよく知らないぼくの感想なんて必要ない」「これくらいみんな知ってるんだろうし、無知晒したくないから黙ってよ..」と勝手に考えてしまい、感想を発散するのを控えていました。
でも夏川さんがそんなコンプレックスも視点を変えて、見方を変えてみれば武器に、プラスなるんだよって、教えてくれました。
#20 またアドバイスだそうです - YouTube
”今まで”他人より知らずに生きてきたってことは、”これから”知れることが他人よりたくさんあるってことで。
まだ知らなかったことに対して「あ...また知らないことだ..」って思うんじゃなくて「なにそれおもしろそう!」「えーすごい!」って考えれば、知らないことに出会う度に新鮮さを感じて喜びが溢れるんです。
他人より知らないのが取り柄になんだから、そこから生まれる”喜びに果てはない”と思います。それに気づけたので、こうして「ここすき!」「これおもしろい!」って”喜びの声をどんどん重ねる”ことができました。
もう1つはアーティストとしての夏川椎菜さんの存在です。
そもそもぼくが夏川椎菜さんを好きになったきっかけが417Pちゃんねるのナンちゃんだったので、アーティスト夏川さんをどう捉えていいのか、よくわかりませんでした。
でも自分なりに考えて、あることに気づきました。
ぼくがヒヨコになってから、明らかに音楽を”楽しむ”ようになっているんです。
ヒヨコとして生まれる前までは、何か曲を聞いても歌詞も気にすることなく「なんとなく好きだな〜」でおしまい。「ここ好きだな」とか明確なことはわかりませんでした。
そんな僕が今回『コンポジット』を通して、色々な「好き」を見つけられました。
歌詞の意味やこだわり、作詞家さんや作曲家さんの存在、新しいアーティストさんなど楽しみ方を知れました。
いつの間にか夏川さんのおかげで僕の視野が広がってて、その分楽しいことが見つかって。”楽しいをずっと探してる”自分がいるんです。
そんなアーティスト夏川椎菜さんは僕にとって、視野を広げる”見たことの無いドアを開ける”きっかけになっています。
夏川椎菜さんのおかげで、今後の生き方が変わって喜びが増えて、楽しいを探し続ける自分になれてるんだなと思いました。
先ほどからチラチラ顔を出してる『ハレノバテイクオーバー』、ライブの開幕曲としてもありだなぁと思いつつも、2ndライブ千秋楽で最後に聴きたいなと思ってます。
もちろんじっくり聴くのも良いんですけど、なんとなく流して聞くのも良くて。
僕が辛かった時期になんとなく聞いた『ハレノバテイクオーバー』が”417Pちゃんねるで夏川椎菜さんに出会って、暗かったおうち時間を照らしてくれた”あの感覚に近いものを感じました。(ちなみにMVで1番好きなのは、落ちサビあたりです。)
僕はかなり弱っちい人間なので、これから先の人生で悩んだり、苦しくなることもあると思います。またその時は夏川さんに支えてもらって、出口を探そうかと思います。
まとめ
「あーでもない。こーでもない。」と試行錯誤して、こだわりがいっぱい詰まった作品で、夏川椎菜さんが音楽を通して表現したことに共感したり、元気をもらったり、楽しんだり。こうして自分たちの生活の一部に溶け込んでいくんですね。
そして、みんなが見れて同じ時間を共有し楽しめる形で、おもしろおかしくアルバム発売をサプライズ発表してくれて、フラゲ日前日には『コンポジット』のこだわりポイントを教えてくれて。夏川さんが”楽しい”の種を撒いてくれたから、ぼくがお店やTwitterで見たあの素敵な景色が生まれて。今も楽しく過ごせているんだなと思いました。
はじめはこのブログを書くことすら迷っていたのに、今すごい楽しいです。好きなポイントなどを文字にできたことで、より『コンポジット』が、アーティスト夏川さんが、そして夏川椎菜さんが好きになりました。
よくよく考えたらこんな重たい?ことを個別トークで話されても、困らせるだけなので、外れて正解ですね...。リリイベも色々考えてしまい、コメントできなかったのは反省..。
『コンポジット』の感想だけを書くつもりでしたが、結局僕が書きたいことを発散する形になってしまいました...。
そういえば、ピヨ木さんがすごいハッシュタグを作ってくれましたね。
#夏川椎菜に届け
夏川椎菜さんに届くかもしれない、なんとも恐ろしくもあり、ワクワクもする...
さすがに発売から時間も経って、文章も長くなってしまったので、ブログを読むのが好きな方しか残ってないかもしれませんが...
もうすぐアーティストデビュー5周年を迎える夏川椎菜さんに向けて期待することをゆるっと。
卵の中にいた自分を
夏川椎菜さんという存在によって殻を割って光を浴び
ヒヨコになる物語
”これから”どんな物語になるのか、どんな世界が見られるのか楽しみです!!!!
もう既に楽しんでますけどね!
そのためにも”覚悟”しようと思います!!!!!!!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!!!
次は2ndでお会いしましょう~!※
またね!!!!!!!
※これです。
【重大告知】417Pからのお叱りがあります - YouTube
考え方が変わり、喜びが増え
楽しいを探し始めていたヒヨコの物語
はる